30日間ビザ免除 日本国籍・観光目的/期限は2026年12月31日 条件と期限を見る
03-3Xi'an

西安|京都の原型が、ここにある。

唐の都・長安。794年に遷都されるまで、1000年以上この場所が中国の中心でした。日本の都のつくりは、この街を手本にしています。兵馬俑だけ見て帰るのは、もったいない。

2026年10月18日 更新2〜3日歩行量 中兵馬俑は郊外

西安・兵馬俑一号坑の俑列
兵馬俑一号坑。6000体以上が並びますが、完全な形で残っているものは少なく、多くは修復されています。
滞在日数
2〜3日
城壁の周囲
13.7キロ
兵馬俑まで
1時間
入場料
2,400円

01碁盤の目の街に、千年が層になっている

西安の中心には、明代の城壁が四角く残っています。周囲13.7キロ、高さ12メートル。上を歩くことも、自転車で一周することもできます。街の道は碁盤の目に走り、その区画の大きさは、唐の長安の名残です。

日本の平城京と平安京は、この街の区画制を手本にしました。京都の通りが整然としているのは、ここから来ています。だから西安を歩くと、日本の都市の「原型」を見たような感覚になります。

見どころは、市街地と郊外で分かれます。兵馬俑と華清池は東へ1時間、それ以外は城壁の内側と、南の大雁塔周辺に集まっています。

西安・城壁の夕景
西安城壁。南門から西門まで歩くと1時間。上を自転車で走ることもできます。

02見どころ

西安は「郊外に一つ、市内に四つ」。郊外の兵馬俑に半日使い、残りを市内で回る形が基本です。

1. 兵馬俑(秦始皇帝陵博物院)

1974年に井戸を掘っていて見つかった、始皇帝の副葬品。等身大の兵士が、3つの坑に分かれて埋まっていました。

見るべきは一号坑。200メートルの細長い建物に、兵士が列になって並びます。ただし全体の8割は修復中か破損していて、完全な形のものは少ない。それを知って行くと、印象が変わります。

所要2時間30分、3,000歩。市内から車で1時間。入場料120元(約2,500円)。

2. 西安城壁

明代に建てられた、中国で最も完全な形で残る城壁。周囲13.7キロ、上幅12〜14メートル。

いちばんいいのはレンタサイクルで一周すること。1時間40分、45元(約950円)。夕方に借りると、日没を城壁の上で迎えられます。

歩くなら南門から西門まで、4キロ・1時間。3,000歩。

3. 大雁塔と陝西歴史博物館

大雁塔は652年建立。玄奘がインドから持ち帰った経典を収めた塔です。高さ64メートル、7層。

隣の陝西歴史博物館は、無料ながら内容が濃い。唐代の金銀器と、壁画の展示は一見の価値があります。事前予約制で、当日では入れないことが多い。

4. 回民街と鐘楼

鐘楼を中心に広がる、ムスリムの街区。羊肉の串焼き、肉夾饃、ビャンビャン麺の屋台が並びます。

夜は人で埋まります。19時以降は前に進めないことも。食べ歩きは17時台が快適です。

5. 華清池(時間があれば)

唐の玄宗と楊貴妃が過ごした温泉宮。兵馬俑の途中にあります。

歴史に興味がなければ、飛ばしても構いません。夜の屋外劇「長恨歌」は評判が高いですが、4〜10月のみの上演です。

032泊3日の組み方

1日目に市内、2日目に兵馬俑、3日目に城壁。兵馬俑を中日に置くと、疲れが分散します。

1日目|市内

午前の便で咸陽空港へ。空港バスで鐘楼まで1時間。荷物を置いて、午後は陝西歴史博物館(要予約)→ 大雁塔。夜は回民街で食べ歩き。

2日目|兵馬俑

7:30に宿を出て、車で東へ1時間。開門8:30に合わせて入る。一号坑 → 三号坑 → 二号坑で2時間30分。昼は麓で。帰りに華清池か、そのまま市内へ戻って城壁の夕景。

3日目|城壁・出発

朝8時に城壁の南門へ。自転車で一周1時間40分。11時に宿へ戻り、荷物を取って空港へ。

04費用の目安

2泊3日、2名1室、1人あたりの目安です。1元=約21円。

項目円元補足
航空券(往復)32,000〜58,0001,500〜2,750北京・上海経由も可
ホテル(2泊)13,000620城壁内の4つ星、1泊6,500円
食事(3日)7,500360回民街・町の食堂
市内交通2,00095地下鉄+DiDi
兵馬俑(車チャーター)12,000570往復・半日
入場料5,000240兵馬俑・城壁・大雁塔

合計 約7万1千円(約3,380元)。兵馬俑は高速鉄道+バスでも行けますが、乗り換えが多く、車のほうが結果的に楽です。

05どこに泊まるか

エリア1泊の目安良い点難点
鐘楼・回民街周辺6,500〜10,000円城壁内の中心。どこへでも歩ける夜は騒がしい。路地の宿は狭い
南門(永寧門)周辺7,000〜11,000円城壁に近い。静か回民街まで徒歩20分
大雁塔周辺6,000〜9,000円新しい地区。博物館と公園が近い中心部まで地下鉄で20分

初めてなら鐘楼か南門の内側。城壁の中に泊まると、朝晩の散歩が楽しめます。

06食べる

肉夾饃

中国式のハンバーガー。煮込んだ豚肉を、焼いたパンに挟みます。1個10〜18元(210〜380円)。朝食にもなります。

ビャンビャン麺

幅5センチ、長さ1メートル以上の手打ち麺。唐辛子と熱油をかけていただきます。1杯25〜35元(520〜740円)。漢字が56画あり、書けないことで有名です。

羊肉泡饃

羊肉のスープに、自分でちぎったパンを浸して食べます。パンを細かくちぎるほど、おいしいと言われます。1杯35〜50元(740〜1,050円)。

串焼き

回民街の羊肉串。1本3〜5元。炭火で焼きたてを渡されます。ビールは現地の「冰峰」が定番。

07移動

  • 地下鉄|4路線。初乗り2元。市街地はほぼ網羅
  • 空港バス|咸陽空港→鐘楼、1時間・25元
  • 兵馬俑へ|高速鉄道で臨潼まで15分+バス、または車で1時間
  • 自転車|城壁上のレンタサイクルが便利。45元/100分

08気をつけること

  • 兵馬俑の混雑|10〜14時が最も多い。開門直後か、14時以降に
  • 陝西歴史博物館|無料だが完全予約制。当日は入れないことが多い
  • 回民街の値段|観光地価格。1本の串が10元の店もある。地元の人は大皮院へ
  • 乾燥|年間を通して雨が少ない。喉と肌のケアを
  • 夏の暑さ|7〜8月は40度近く。盆地なので熱がこもる

西安と北京、どちらを先にしますか。

歴史が目的なら西安、規模を感じたいなら北京。5日あれば両方つなげます。

09よくある質問

西安は何日あれば足りますか?
兵馬俑と市内を見るなら2泊3日です。華清池や法門寺も入れると3泊4日。兵馬俑は半日かかるので、初日か最終日に置かないほうが安全です。
兵馬俑は、自分で行けますか?
行けます。高速鉄道で臨潼まで15分、そこからバス10分。ただし乗り換えが2回あり、中国語の表示を追う必要があります。車をチャーター(往復12,000円前後)するほうが、結果的に楽で安いことも。
北京から日帰りできますか?
できます。新幹線で4時間、往復8時間。実質的な観光は3時間です。おすすめしません。1泊して、城壁と回民街も見てください。
治安は大丈夫ですか?
問題ありません。回民街は夜も人通りが多く、スリに注意する程度です。
西安の空港は、市内から遠いですか?
咸陽空港は市内から40キロ、バスで1時間です。空港バスが鐘楼まで出ています(25元)。地下鉄の空港線も開通しています。

10関連ページ

画像メモ(制作向け・非表示) 掲載写真は現在すべて仮画像(AI生成)です。実写が必要:主要観光地のため、公開前に必ず実写へ差し替えてください。 共通スタイル:muted color grading, 35mm film, documentary travel photography style/ ネガティブ:oversaturated, HDR, CGI look, text, watermark, distorted faces