- 滞在日数
- 3〜4日
- 空港→市内
- 40分
- 地下鉄
- 20路線以上
- 外灘の消灯
- 22時
01二つの上海が、川を挟んで向かい合っている
上海は、黄浦江という川の西と東で、まったく別の顔を持っています。西が外灘と旧フランス租界、東が浦東の超高層ビル群。19世紀の石造建築と、1990年代以降に建った未来都市が、幅500メートルの川を挟んで向かい合っています。
街の規模は、東京23区とほぼ同じ。ただし観光の中心は、地下鉄2駅ぶんの範囲にほぼ収まっています。人民広場、南京東路、外灘、豫園。この4つは徒歩圏内か、地下鉄1駅です。
だから、3泊あれば十分に見られます。ただし「見る」だけなら、の話。武康路や安福路の路地に入ると、上海の別の時間が始まります。
02見どころ
上海の観光地は、性格がはっきり分かれています。川の西(歴史)、川の東(現代)、そして路地(暮らし)。
1. 外灘(ワイタン)
黄浦江沿いの1.5キロの遊歩道。西側に1920〜30年代の洋館が並び、東側に対岸の超高層ビルが見えます。
いちばんいいのは日没の30分前。空が藍色になり、ビルの窓に明かりが入る時間です。22時に対岸の照明が落ちるので、それ以降は暗くなります。
2. 武康路と安福路
旧フランス租界の街並みが、いちばんよく残っている地区です。プラタナスの並木、低い塀、小さなカフェ。武康大楼(ノルマンディーアパートメント)は1924年の建物で、この界隈の象徴です。
歩くなら午前中。人が少なく、光が斜めから入ります。カフェは10時開店が多く、日曜は地元の家族で混みます。
3. 豫園と城隍廟
明代の庭園と、その周囲の商業地区。庭園そのものは2ヘクタールで、石と池と曲がりくねった廊下でできています。所要1時間、3,000歩。
周辺の商業地区は人が多いので、朝9時の開園直後に入り、庭園だけ見て出るのが正解です。
4. 上海中心(上海タワー)
632メートル、中国で最も高いビル。118階の展望台まで、エレベーターで55秒。料金は180元(約3,800円)。
夕方の時間帯を選ぶと、日中の景色と夜景の両方が見られます。ただし霧や霞の日は、上っても何も見えません。下から見て、ビルの上層が霞んでいる日は避けてください。
5. 田子坊とM50
田子坊は、石庫門(古い長屋)を改装した細い路地の商店街。M50は、旧紡績工場をギャラリーにした地区です。
どちらも混雑します。田子坊は平日の午前、M50は午後が空いています。
033泊4日の組み方
外灘と武康路を初日と2日目に置き、3日目に蘇州へ日帰り。4日目は豫園を見てから空港へ。移動が少なく、疲れが残りません。
1日目|到着・外灘
午前の便で浦東へ。磁浮で龍陽路(8分・50元)、地下鉄2号線で人民広場へ(30分)。荷物を置いて、16時から南京東路を歩き、日没前に外灘へ。22時に照明が落ちるので、19〜21時が勝負です。
2日目|武康路・旧租界
9時に宿を出て、地下鉄10号線で上海図書館へ。武康路 → 安福路 → 五原路を2時間かけて歩く。昼はカフェで。午後は田子坊かM50。夜は新天地で食事。
3日目|蘇州日帰り
7:30に上海駅を出て、新幹線で蘇州へ(25分)。拙政園 → 平江路 → 蘇州博物館で5時間。15時に上海へ戻り、夕方は上海中心の展望台か、疲れていれば休む。
4日目|豫園・出発
8:30に豫園へ(開園直後)。庭園を1時間、周辺を30分。11時に宿へ戻り、荷物を取って空港へ。浦東まで1時間を見ておく。
04費用の目安
3泊4日、2名1室、1人あたりの目安です。1元=約21円。
| 項目 | 円 | 元 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 航空券(往復) | 30,000〜55,000 | 1,400〜2,600 | 成田・羽田発 |
| ホテル(3泊) | 27,000 | 1,290 | 人民広場周辺の4つ星 |
| 食事(4日) | 12,000 | 570 | 小籠包・生煎を含む |
| 市内交通 | 2,400 | 115 | 地下鉄+DiDi |
| 高速鉄道(蘇州往復) | 1,600 | 75 | 二等席 |
| 入場料 | 4,200 | 200 | 豫園・上海中心・拙政園 |
| 空港往復 | 2,100 | 100 | 磁浮+地下鉄 |
合計 約7万9千円(約3,760元)。宿を1泊6,500円にすると、7万円を切ります。
05どこに泊まるか
| エリア | 1泊の目安 | 良い点 | 難点 |
|---|---|---|---|
| 人民広場・南京東路 | 9,000〜14,000円 | 外灘まで徒歩15分。地下鉄3路線が交わる | 夜も人通りが多い。部屋はやや狭い |
| 静安寺 | 8,000〜12,000円 | 落ち着いた街。カフェと商店が多い | 外灘まで地下鉄で15分 |
| 前灘・浦東 | 7,000〜11,000円 | 新しいホテルが多い。静か | 観光の中心から離れている |
初めてなら人民広場か南京東路。外灘まで歩けて、どこへ行くにも地下鉄1回で済みます。
06食べる
小籠包
薄い皮の中に熱いスープ。上海の朝食の定番です。1せいろ20〜35元(420〜740円)。噛む前に、レンゲの上で皮を破って湯気を逃がすこと。火傷します。
生煎(焼き小籠包)
底面をカリッと焼いた肉まん。小籠包より皮が厚く、食べごたえがあります。4個12元(250円)前後。朝の屋台で買えます。
蟹粉豆腐
カニの身と豆腐を、とろみのある餡でまとめた料理。上海の秋の味です。1皿80〜150元(1,700〜3,150円)。
本帮菜(上海家常菜)
甘辛い醤油味が基本。紅焼肉(豚の角煮)と、油麺(葱油拌面)は外せません。町の食堂なら1人50元で収まります。
07移動
- 地下鉄|初乗り3元(63円)。英語併記あり。Alipay の交通コードで改札を通れる
- 磁浮|浦東空港→龍陽路、8分・50元。最高300キロで走る
- DiDi|初乗り14元。流しのタクシーは捕まえにくい
- 自転車|共享単車が普及。旧租界の街歩きには最適
08気をつけること
- 外灘の消灯|対岸の照明は22時に落ちる。夜景は21時までに
- 豫園の混雑|週末は10時以降、庭園内が満員になる。開園直後を狙う
- 霞の日|展望台は意味がない。ビルの上層が見えない日は行かない
- 雨|6月中旬〜7月中旬は梅雨。1日中降ることがある
- タクシー|空港で声をかけてくるのは白タク。正規乗り場か DiDi を
09よくある質問
上海は何日あれば足りますか?
北京も行くなら、どう組みますか?
上海ディズニーは、1日で足りますか?
治安は大丈夫ですか?
上海語は必要ですか?
10関連ページ
実写が必要:主要観光地のため、公開前に必ず実写へ差し替えてください。
共通スタイル:muted color grading, 35mm film, documentary travel photography style/
ネガティブ:oversaturated, HDR, CGI look, text, watermark, distorted faces